TSUDA KAZUHIRO

津田 弘一

  • 税理士法人プレシャスパートナーズ代表社員
  • TKC近畿兵庫会 東播支部 支部長

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マーケティング税理士への道のり

私は、問題解決倶楽部へ入塾する前から様々な学びと実践を繰り返してきました。マーケティングについても一般的な税理士の先生と比較すると比較的精通できていた方だと思っていましたが、自身が目指すビジネスドクターとのギャップを常に感じていました。そんな中、すでに入塾し、個人的に大尊敬していた税理士のK先生から問題解決倶楽部の入塾の推薦を頂きました。K先生が心を動かされた問題解決倶楽部に強い興味を抱き思い切って門戸をたたきました。学び始めてみて感じたことは、「やっと探していた専門家に出会えた」でした。私自身が、言語化したくても言語化できなかったマーケティング知識を、人の気持ちに深く踏み込み、網羅的に整理された資料に驚き、加えて、経験に裏付けられた分かりやすい講義に深い感動を覚えました。

問題解決倶楽部でマーケティングの学びを続ける中で、言葉を丁寧に扱うことで、見えない世界が見える体験ができ、言葉を雑に扱う怖さに気づけたことは、大きな収穫でした。そのおかげで、学ぶ前と比べて、クライアントの事業に対する解像度が上がり、クライアントの課題抽出と問題解決のスピードが格段に上がりました。

また、事業承継も、組織開発も人材開発や採用活動もすべて根本にマーケティングを共通点があり、すべての問題解決に応用できることに気づきました。マーケティングを学ぶことで、マーケティング以外の学んだ知識が、頭の中で整理され直しができたことが、私の問題解決能力を一気に押し上げた要因だと思っています。

ある弁護士の先生から 「税理士の先生はいい仕事ですね」と言われたことがあります。その理由を尋ねると「弁護士は良くてイーブン。税理士の先生は、悪い状態を良くする仕事、良い状態を更に良くする仕事だと思うから」でした。今後のAIの全盛時代は、更に事務処理の効率化が進むため、今までの会計と税務の分野を超えて、我々税理士も経営助言の分野に本気で挑戦する時が到来していると感じています。真にクライアントに必要とされる税理士になるためには、マーケティングは、すべての税理士の先生が学ぶ価値ある知識だと思っています。

マーケティング税理士としての今後

私は、学んだマーケティング知識で、関わる全ての人を幸せにしたい、幸せにできる中小企業を一つでも多く増やしたいと思っています。子供の不良化の問題は、お母さんとの関係が良くないから起こる。お母さんの不機嫌の問題は夫との関係が良くないから起こる、夫の不機嫌の問題は、働く勤務先の環境が良くないから起こる。だからこそ、中小企業の経営者が、自分も従業員も幸せにできる環境に対応できる経営ができれば、関わる人すべてを幸せに導ける可能性が高まると信じています。

「自分とその家族、従業員とその家族、人様とその家族」の3つの扶養義務を誇れる経営者を増やしたいと思っています。赤字になると人様の扶養ができない。黒字になって初めて人様の扶養ができる。そのためには、高い志を抱きマーケティングを真剣に学んだ税理士が、中小企業の経営者に寄り添い、黒字に導く役割を自分事で担っていくべきだと思っています。そうすれば自然と、納税を誇りにできる、人様とその家族の扶養を誇りにできる経営者が増え、そこで働く社員、取引先の方々の全てが良い人生を送れる社会が実現していくと思っています。

全国の経営者に方々に一言

私自身も従業員10名を抱える経営者ですが、かつて、起業し、廃業し、後継者として13年間、再挑戦しました。幾多の困難に打ちのめされながら学びを続け、自分事精神で、1500社を超える経営コンサルティングにも挑戦を続けました。自らの経験と支援した経験から言えることは、経営者は悩みの塊だということです。三方良しの経営を目指しても、想定外のトラブルに打ちのめされ、絶望し、逃げ出したくなる衝動に駆られることもあります。私が支援させて頂いたI社長は、経営の様々な悩みを相談し解決に導ける専門家を探し続けておられました。私自身マーケティングを学び、経営者の変革につながるアドバイスをさせて頂いたI社長から、「もっと早く出会いたかった」の言葉を頂きました。

I社長の支援を通じて、深い悩みを解決に導く適任者が周りに存在しないこと自体も大きな悩みであることを、私は再認識できました。マーケティングを真剣に学んだ税理士は、顧客に自分事で寄り添い高い志と具体的な支援能力をもっています。経営で困った時、どうしたらいい?そんなときは、自分事で寄り添いかつ具体的に経営者の悩み解決に全力で取り組む マーケティング税理士を思い出してほしいと思います。きっと経営者の皆様の力になれるはずです。

全国の税理士や会計士の先生方へ一言

自身、AI活用により、税務・会計の定型業務の効率化を現在進行形で実感しています。今後間違いなく、税務会計の自動化・効率化が想像以上に早く進展していくと思っています。私と同じように考える税理士の先生方は多いのではないでしょうか?AIにより決算書・申告書の作成の自動化が進み、税理士に求められる価値観が大きく変容する時代が到来します。最終的に我々税理士に残る仕事は「保証業務」と「管理会計をベースにした経営助言業務」であり、特に「経営助言の質をどう高めるのか」が、極めて重要になってくると思っています。多くの経営者が「経営に関するあらゆる悩みを相談できる、信頼できる専門家」を求めている一方で、「そのような存在と出会えず、孤独に悩み続けているという現実」があります。

経営者の思いに寄り添い、経営者が意思決定しやすい管理会計の仕組みを構築し、未来の経営意思決定を支える「経営参謀」のニーズは今後益々広がると思います。私は、この「経営参謀」としての役割が、これからの税理士に求められる姿であり、目指すべき姿であると思っています。クライアントの事業に貢献したい、経営者に真の意味で寄り添いたいがどうすればいいかわからないといった税理士等の先生方は是非、問題解決倶楽部の門を叩いてみることをお勧めします。共に学び、共に高めあい、社会を変革する同志として活動してまいりましょう。